俺の気まぐれ読書レポ。京極夏彦「死ねばいいのに」から発達障害について考える。
記念すべき2つ目の記事です。
今日は、北海道生まれ日本の小説家”京極夏彦”の、
異端作『死ねばいいのに』中心の記事となります。
因みに俺本の構成的にとかは良く分かんねーです。
兎に角多くの方に自分の好きな本や、
非常に興味深かった本を、
分かり易く紹介していきたいと思います。
先立ってこの本のキャッチコピー
’公式’と’自作’を紹介致します。
<公式>・人の心ほど深く昏い(くらい)ものはない
・嘘を重ねるほど真実に近づいていく
<自作>・本音無くして建前無し
自分無くして他人無し
*尚、キャッチコピーの解説は致しません。
自分で予想する。又は読後に解釈して下さい。
こんな人に読んでほしい!
・自分本位で物事を考えられない人
・世間の’普通’や’常識’に疑問を抱いている人
・複雑に物事を考え過ぎる人
上記に当てはまる人は幾分か肩の荷が下りて、
気が楽になるかも知れません。
<紹介内容>
物語自体は淡々としていますが、
この本しっかりとオチがあります。
ただ私がこの本で興味深かったのは、
オチでも物語でもありません。
メイン登場人物’ケンジ’の怖い程、
裏表の無いストレートな言動に注目です!
嘘も付かない素直な物言いが何故他人を怒らせる。
求める答えが出ないから?
自分の’普通’と違うから?
世の常識と違うから?
ケンジの空気を読まない発言や、
気の遣えない発言は、発達障害の特徴と
類似する点があるのでは無いでしょうか。
発達障害の詳しい解釈については、
後日別記事で取り上げたいと思います。
個性と発達障害の境目は難しく、
いわば’世間の普通’
から逸脱した特徴が挙げられます。
この世間の普通とは、
ジェネレーションによって大きな差が生じます。
即ち発達障害の特徴を、
個性と捉えるか、捉えないかも
ジェネレーションにより差が生じると考えます。
私自身当てはまる項目が非常に多く、
悩む事があります。
ただその反面、
”発達障害は勝手に世間に決め付けられたもの”
と思う時もあるのです。
これは決して発達障害を受け入れる、
受け入れないの話ではありません。
ただ、この本を読みそういう点について
考えさせられました。
最後、かなり雑にはなりましたが
是非宜しければ皆さんの意見もお聞かせ下さい。